用語集
A~Z
ABS樹脂 (読み:エービーエスジュシ)
アクリロニトリル(Acrylonitrile)ブタジエン(Butadiene)スチレン(Styrene)共重合合成樹脂。剛性、硬度、加工性、耐衝撃性、曲げ疲労性など機械的特性のバランスに優れた素材。
CH (読み:シーエイチ)
天井の高さ。
CIカラー (読み:シーアイカラー)
(Corporate Identityの省略)企業のシンボルカラー。
D(読み:ディー)
(Depth)奥行き。
DS(読み:ディーエス)
ダクトスペース。建築用語で建物のダクトなどの設備用配管が収まっている空間。
DW (読み:ディーダブリュウ)
ダムウエーター。貨物用の小型のエレベーター。
ELV・EV (読み:イーエルヴイ・イーヴイ)
エレベーター。
FM(Facility Management) (読み:ファシリティ・マネジメント)
業務用不動産(土地、建物、構築物、設備等)すべてを経営にとって最適な状態(コスト最小、効果最大)で保有し、運営し、維持するための総合的な管理手法と定義される。
H (読み:エイチ)
(Height)高さ。
ISO27001 (読み:アイエスオー27001)
組織自らのリスクアセスメントを行い、必要なセキュリティレベルを決め、プランを持ち、資源配分を行い、システムを運用する国際的に整合性のとれた情報セキュリティマネジメントに対する第三者適合性評価制度。
JIS(Japanese Industrial Standard) (読み:ジス)
日本工業規格の略称。工業標準化法に基づき、日本工業標準調査会の答申を受けて、主務大臣が制定する工業標準であり、日本の国家標準の一つである。JISまたはJIS規格と通称されている。
JOIFA (読み:ジョイファ)
社団法人 日本オフィス家具協会の略称。
lx (読み:ルクス)
国際単位系(SI)における照度の単位。1平方メートルの面が1ルーメンの光束で照らされる時の照度。
MDFボード(Medium Density Fiberboard) (読み:エムディーエフボード)
木質繊維を原料とする成型板(ファイバーボード)の一種。木材チップを細かく裁断し、蒸煮・解繊したものに接着剤となる合成樹脂を加えて板状に成形したもの。
OAフロア (読み:オーエーフロア)
床上にネットワーク配線等を敷くために一定の高さの空間をとり、その上に別の床を設けた二重構造の床(フロア)。
Pマーク (読み:ピーマーク)
個人情報保護に関して一定の要件を満たした事業者に対し、財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)により使用を認められる登録商標。プライバシーマークの略。
PL法(Product Liability) (読み:ピーエルホウ)
製造物責任法。製造物の欠陥により損害が生じた場合の製造業者等の損害賠償責任について定めた法規のことをいうが、形式的意義においては、上述の損害賠償責任について規定した法律。
PP (読み:ピーピー)
ポリプロピレン。プラスチックの分類。整理ケースの引出等に用いられている。
PS (読み:ピーエス)
パイプスペース。建築用語で建物のガス・給排水などの設備用配管が収まっている空間。
PVC(Polyvinyl Chloride) (読み:ピーブイシー)
ポリ塩化ビニル。耐水性・耐酸性・耐アルカリ性・耐溶剤性を持つ。また難燃性であり、電気絶縁性でもある。オフィスチェアやミーティングチェアの張材に使用される。
RC造 (読み:アールシーゾウ)
鉄筋コンクリート造。
SOHO (読み:ソーホー)
Small Office/Home Office(スモールオフィス・ホームオフィス)、「パソコンなどの情報通信機器を利用して、小さなオフィスや自宅などでビジネスを行っている事業者」といった意味で使われる場合が多い。SOHO向けオフィス家具も多数製造されている。
SRC造 (読み:エスアールシーゾウ)
鉄骨鉄筋コンクリート造。
VDT作業 (読み:ブイディーティーサギョウ)
ディスプレイ、キーボード、マウスにより構成される機器を使用して、データの入力、照合、検索、画像の編集や修正、プログラミングなどをすること。いわゆるPC作業のことを指す。
W (読み:ダブリュウ)
(Wide)幅。
φ (読み:ファイ)
直径。
ア行
アクリル樹脂 (読み:アクリルジュシ)
透明性の高い非晶質の合成樹脂。ガラスの代用品として使われることが多い。パーティションの窓部分などに利用される。
アジャスター (読み:アジャスター)
高さを調節して本体のレベル(水平)を保つ装置。オフィスデスクや収納、パーティションの脚部分に付いている。
アジャストアーム (読み:アジャストアーム)
オフィスチェアの肘で上下、左右に高さや幅を調節できる機能。OA化に伴い導入してる企業は多い。
アルマイト仕上げ (読み:アルマイトシアゲ)
アルミニウムの腐食しやすい欠点を補うため、表面に酸化アルミニウム皮膜をつくったもの。
アルミダイキャスト (読み:アルミダイキャスト)
アルミニウム合板を溶かし形成されたもの。オフィスチェアの脚部などで利用される。
アルミパーティション (読み:アルミパーティション)
施工タイプの間仕切り。柱がアルミ製でパネル本体の表面はスチールで造られていて、内部はハニカム構造のため安価で軽く、施工も比較的に容易に可能なパーティション。レイアウト変更時の組み換え工事にも適している。
インテリジェントビル (読み:インテリジェントビル)
商業の情報化に対応して、電力・通信インフラの強化や、フリーアクセスフロアーなどOA化に伴う各種配線の取り回しに配慮した、高付加価値オフィスビル。
インフォーマルコミュニケーション (読み:インフォーマルコミュニケーション)
前もって予定されていないフェイスtoフェイスの会話やコミュニケーション。
ウレタンキャスター (読み:ウレタンキャスター)
オフィスチェアに用いられるキャスター。ナイロンキャスターより材質が柔らかいので、フローリングなどに使用してもキズが付きにくい特長をもつ。
ウレタン塗装 (読み:ウレタントソウ)
天板などの木部の塗装に使われ、ラッカー塗装、ポリエステル塗装に比べ硬度が高い。
ウレタンフォーム (読み:ウレタンフォーム)
ポリウレタンに発泡材を入れたもの。オフィスチェアやミーティングチェア、応接ソファのクッションなどに用いられる。
エコロジー設計 (読み:エコロジーセッケイ)
オフィスチェアやデスクで、材質の分別ができる材質表示、再生素材の使用など環境に配慮した設計のこと。
エポキシ (読み:エポキシ)
高分子の末端に反応しやすいエポキシ基をもつ樹脂状の化合物、およびその化合物と硬化剤とを重合させて生じる熱硬化性合成樹脂の総称。
エルゴノミクス (読み:エルゴノミクス)
人間工学(にんげんこうがく)。物や環境を人が自然な動きや状態で使えるように設計する工学、あるいは人の物理的な形状や動作、生理的な反応や変化、心理的な感情の変化などを研究して、実際のデザインに活かす。エルゴノミクスチェアなど。
エントランス (読み:エントランス)
オフィスでいう入り口・玄関(受付付近)のこと。
エンプラ樹脂 (読み:エンプラジュシ)
エンジニアリングプラスチックの略。耐熱性、機械的強度、耐摩耗性に優れている高性能プラスチック。ナイロン、ポリカーボネート等がエンプラ樹脂の代表。
オーク (読み:オーク)
ブナ科の木材。木肌は中程度から粗めの堅い木材で木目がはっきりし、特に柾目面には美しい模様として現れる。会議テーブルの天板や役員用家具に多く用いられる。
押出成型 (読み:オシダシセイケイ)
金属やプラスチックなどの材料に強圧を加えて、隙間から押し出し形状を作る方法。
カ行
ガスシリンダー (読み:ガスシリンダー)
チェア支柱の内部にガスが入っており、レバーを操作することで内部でガスが出入りし、チェアの座を昇降させる機能。
カルテラック (読み:カルテラック)
カルテを細かく区分することができる収納家具。
間接照明 (読み:カンセツショウメイ)
照明器具の光で直接照らすのではなく、天井や壁に反射させる事によって部屋などを照らす方法。オフィスではエントランスや受付で多く利用されている。
旧JIS規格 (読み:キュウジスキカク)
デスクや書庫など、オフィス家具における以前の規格サイズ。インチ規格のため現在の新JIS規格とはサイズが異なる。
強化ガラス (読み:キョウカガラス)
板ガラスを軟化点近くまで加熱したあと、空気を吹きつけて急冷し、表面に圧縮力を生じさせたガラス。普通ガラスに比べて約5倍ほどの強度があり、破損した場合は全体が小さな粒になる。応接テーブルの天板などに用いられている。
クロムメッキ (読み:クロムメッキ)
酸化クロム(VI)の硫酸溶液をメッキ液とし、目的の金属製品を陰極に鉛、または鉛合金を陽極に用いたメッキ。硬くて光沢のある銀白色のメッキ面が得られる。パイプ椅子等の塗装仕上げに多い。
クランプ (読み:クランプ)
固定するためのネジがついたコの字形の金具。
クロス材 (読み:クロスザイ)
ビニール、布、紙などの内装材。
煙感知器 (読み:ケムリカンチキ)
自動火災報知設備。火災発生時に室内の煙を感知し警報を鳴らす。
原状回復 (読み:ゲンジョウカイフク)
テナントビルなどで退去時に、消耗した箇所や破損箇所、変更した設備を元の状態に修復すること。
合成皮革 (読み:ゴウセイヒカク)
基布上にポリアミド・ポリウレタンなどの合成樹脂を塗り重ねて、天然皮革に似せたもの。本皮より安価なためオフィスチェアやミーティングチェア、応接ソファの張材に用いられる。
鋼板 (読み:コウハン)
板状の鋼材。デスク本体、書庫などオフィス家具では幅広く利用されている。
コピーボード (読み:コピーボード)
ホワイトボードにイメージスキャナとプリンタを備えた形態でイメージスキャナがホワイトボード上を移動して描かれた内容を読み取り、それをプリンタに出力したり、USBなどでデータとして取り込むことができるOA機器。(同義語:電子黒板)
サ行
再生PET (読み:サイセイペット)
ペットボトルなどの再生可能樹脂を同じ樹脂製品として再生された素材。環境を考慮しているので最近はオフィスチェアの張り材などに多く利用されている。
サテライトオフィス (読み:サテライトオフィス)
通勤問題の解消、余暇時間の生成・活用によるワーカーの生活向上、良好なオフィス環境の提供、オフィスコストの低減などを目的に、従業員の居住地に近い郊外にオフィスを設けること。
シックハウス症候群 (読み:シックハウスショウコウグン)
建築材や接着剤などから発生するホルモアルデヒドやトルエンなどの揮発性有機物や換気の低下による、一酸化炭素、二酸化炭素により目や喉の痛み、頭痛などの症状を起こすアレルギー。
集成材 (読み:シュウセイザイ)
木材を繊維方向を互いに平行にして接着剤で接着した人工材。
受動喫煙 (読み:ジュドウキツエン)
人が吸っているタバコの煙をまわりにいる非喫煙者が煙を吸ってしまうこと。
消防法 (読み:ショウボウホウ)
火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害に因る被害を軽減し、安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資することを目的とする法律。
シンクロロッキング (読み:シンクロロッキング)
チェアの背もたれの角度調節に連動して座面の角度も一定の比率(例 1:2など)で傾く機能。
スタッキング (読み:スタッキング)
重ねることができるという意味の単語。スタッキングタイプのテーブルや会議チェアなどは収納スペースを少なくすることができる。
スチール (読み:スチール)
はがね(鋼材)。
スチールパーティション (読み:スチールパーティション)
施工タイプの間仕切り。不燃間仕切りとしての機能があり、安全性を第一に考えて作られ、遮音性、断熱性にも優れた性能を備えている。
ステンレス (読み:ステンレス)
クロムやニッケルを含ませた鉄との合金鋼。サビに強く耐久性、耐薬品性に優れている。
スプリンクラー (読み:スプリンクラー)
消防法により定められた建築物に設置する事が義務付けられた火災を感知し自動的に散水する装置。
スライディングウォール (読み:スライディングウォール)
間仕切りで天井からレールにより吊るされていて、レールに沿ってパネルを移動することができ、使用しない場合は収納スペースに折りたたんで収納できる間仕切り。
スライド移動書庫 (読み:スライドイドウショコ)
収納が2列及び3列になっていて、移動型ベースにより前面の書庫が平行移動し、奥の収納物を取ることができる収納システム。小スペースで大容量の収納が可能になる。
スライドボード (読み:スライドボード)
システム収納のオプションで書庫の扉の替わりにホワイトボードを設置しするシステム。壁面にホワイトボードを掛ける場所がないオフィスなどに有効。
スロープ (読み:スロープ)
段差による車イスや台車等の通行の妨げや、つまずきなどを防ぐために設けられた斜面(傾斜)。
積層合板 (読み:セキソウゴウハン)
ベニア板(主にラワン材)通常3mm厚を何層かに張りあわせ、圧力を加えて作った素材。
セールスマンデスク (読み:セールスマンデスク)
1台のデスクを2人もしくは3人で共有し、利用できるオフィスデスク。
セルラーフロア (読み:セルラーフロア)
フリーアクセスフロアの種類で、デッキプレートの溝を配線路として用いた床。
ソフトエッジ (読み:ソフトエッジ)
軟質塩化ビニールを押出し成型した物を巻いたエッジ。衝撃に強いので会議テーブルの天板のエッジ部分に多い。
タ行
タイルカーペット (読み:タイルカーペット)
一般的に50cm×50cmの板状で分割されたカーペットのこと。
耐火金庫 (読み:タイカキンコ)
耐火性能を重視し火災時庫内温度が177℃以下に保つように作られた製品。ただし、庫内は湿度が充満するので、湿度や熱に弱い宝石類、磁気メディア製品、絵画等は形状が変化するので注意が必要。
ダブルサスペンション (読み:ダブルサスペンション)
キャビネットやインサイドワゴン、脇机の引き出しのレールの機能。引き出しが手前いっぱいまで引き出せるようにレールが形成されている。
電子黒板 (読み:デンシコクバン)
ホワイトボードにイメージスキャナとプリンタを備えた形態でイメージスキャナがホワイトボード上を移動して描かれた内容を読み取り、それをプリンタに出力したり、USBなどでデータとして取り込むことができる。(同義語:コピーボード)
突板 (読み:ツキイタ)
材面の美しい木材から刃物で薄く削ぎ取った板。化粧用材として合板などの表面に接着して用いる。
坪 (読み:ツボ)
1坪は2畳。約3.3平方メートル。
低ホルムアルデヒド (読み:テイホルムアルデヒド)
合板などを利用している商品や建材には「JASホルムアルデヒド放散基準」があり、合板、集成材などに使用される接着剤などに含まれるシックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒド等、揮発性物質の放出量の基準をクリアしている商品。
デッドスペース (読み:デッドスペース)
無駄になっているスペース。
共縁 (読み:トモブチ)
一般的にメラミン化粧板の天板に、縁材にもメラミン化粧板を使用する事。接着剤で固定する。会議テーブルの天板の縁材に利用される。
動線 (読み:ドウセン)
人の流れる動き。
ナ行
内筒交換錠 (読み:ナイトウコウカンジョウ)
チェンジマスターキーにより、シリンダー(内筒)ごと交換が可能なカギ。不特定多数が利用するロッカーなどで使用されている。
ナイロン樹脂 (読み:ナイロンジュシ)
結晶性が高い樹脂で、耐薬品性に優れる。
ナイロンキャスター (読み:ナイロンキャスター)
チェアのキャスターとしては最もポピュラーな素材。カーペットなどの滑りにくい床材に適している。
難燃素材 (読み:ナンネンソザイ)
燃えにくい加工をした素材。パーティションやチェアーの張り材などに用いられる。
日本オフィス家具協会 (読み:ニホンオフィスカグキョウカイ)
JOIFA。オフィス家具(オフィス及び公共施設に使用される家具)に関する調査研究、情報の収集及び提供、普及啓発等を行うことにより、オフィス家具産業の健全な発展、オフィス及び公共施設の整備を図り、もって国民経済、社会、文化の向上に寄与することを目的として設立された。
人間工学 (読み:ニンゲンコウガク)
物や環境を人が自然な動きや状態で使えるように設計する工学。あるいは、人の物理的な形状や動作、生理的な反応や変化、心理的な感情の変化などを研究して、実際のデザインに活かす。
熱可塑性 (読み:ネツカソセイ)
加熱すると柔軟になり、冷却すると硬化することを繰り返せる性質。
ノンテリトリアル・オフィス (読み:ノンテリトリアルオフィス)
デスクや設備、スペースを個人ごとに割り当てず、複数のワーカーが共有する形態のオフィス。
ハ行
パーティクルボード (読み:パーティクルボード)
木材を粉砕化して接着剤を用いて加熱圧縮成型した板。天然材に比べて寸法の狂いが少ない。
バイオメトリクス (読み:バイオメトリクス)
生体認証。個人によって異なる体の一部を特徴として認証をおこなう。指紋認証、静脈認証、虹彩認証(目)、顔認証、音声認証、掌形認証など。
ハニカム構造 (読み:ハニカムコウゾウ)
薄い2枚の板の間に蜂の巣を輪切りにしたような多孔材をはさんだもの。軽くて強度があり、アルミパーティションやロッカーの構造部材として使われる。蜂の巣構造。
巾木 (読み:ハバキ)
壁やパーティションの床に接する部分(約5~15センチ)に張る横板。靴などで壁を傷つけることを防ぐ。
バリアフリー (読み:バリアフリー)
段差を排除したり、廊下や階段、トイレに手すりを設置するなど、高齢者や障害者でも安全に生活できるような設計。
ファイリングキャビネット (読み:ファイリングキャビネット)
フォルダを使用しバーチカルファイリングをするための収納。膨大な書類や記録を一連の系統のもとに、分類・整理し、廃棄するまでの保存管理をするのに最適な収納といえる。
ファイルメーター (読み:ファイルメーター)
書類のサイズや形状にかかわらず、書類やファイルを積み上げた厚みを計測した量を表す単位。
ファシリティマネジメント (読み:ファシリティマネジメント)
業務用不動産(土地、建物、構築物、設備等)すべてを経営にとって最適な状態(コスト最小、効果最大)で保有し、運営し、維持するための総合的な管理手法と定義される。
不燃材 (読み:フネンザイ)
通常の火災などで、加熱開始後20分間は燃焼しない材質。
プライバシーマーク制度 (読み:プライバシーマークセイド)
個人情報保護に関して一定の要件を満たした事業者に対し、財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)により使用を認められる登録商標。Pマークと略して呼ばれることもある。
プラスターボード (読み:プラスターボード)
焼き石膏に鋸屑(おがくず)やパーライトなどを混ぜて水で練ったものを、厚紙の間で成型した板材料。防火性があり、壁材・天井材などに用いられる。
フラッシュ構造 (読み:フラッシュコウゾウ)
枠組みの両面に合板などを張る、いわゆる太鼓張り。軽量化を図ることができる。会議テーブルやミーティングテーブルの天板、パーティションのパネル部分などの構造に用いられる。
フリーアクセスフロア (読み:フリーアクセスフロア)
OAフロア。床の上にネットワーク配線などのための一定の高さの空間をとり、その上に別の床を設け二重化したものである。
フリ-アドレスデスク (読み:フリ-アドレスデスク)
大型の天板で脚が邪魔にならないデスク。固定の席を設けず自由な場所でデスクワークができる。個人収納はキャスター付きのサイドデスクを準備したり、ファイリングして棚への収容を確保したうえで運用することが多い。
プリント合板 (読み:プリントゴウハン)
化粧紙を合板表面に貼りウレタン塗装したもの。
フレキシブルディスクカートリッジ用金庫(読み:フレキシブルディスクカートリッジヨウキンコ)
記録メディア用の金庫として火災時に内部温度を52℃以下、湿度85%以下に抑える金庫。
粉体塗装 (読み:フンタイトソウ)
粉状の塗料を静電気で付着させる焼付塗装。液体の塗料より強度があり錆びにも強く環境に良い。書庫、キャビネット、パイプチェア、デスクなどオフィス家具には幅広くもちいられている。
ベース (読み:ベース)
書庫などの下に置く土台部分。アジャスターが付いている場合が多い。
ヘッドレスト(読み:ヘッドレスト)
チェアーに座った際に、頭及び首をサポートし支えることで、首、肩、腰への負担を軽減するもの。
防盗金庫 (読み:ボウトウキンコ)
工具による破壊工作に対して強く、日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会の定めた規定をクリアした金庫。
ポリウレタン
ウレタン結合により、高重合体となっている高分子化合物の総称。耐摩耗性・耐薬品性・耐溶剤性・耐老化性が高い。溶剤に溶かして塗料や接着剤とし、さらに繊維としても用いられる。
ポリエステル (読み:ポリエステル)
多価カルボン酸と多価アルコールとの縮合重合によって得られる高分子化合物の総称。代表例はテレフタル酸とエチレングリコールからつくられるポリエチレンテレフタレート繊維で、テトロン・ダクロンなどの商標名で普及している。抗張力・折り曲げ強度・電気絶縁性が高く、合成繊維やフィルム材、機械・電気部品として広く利用される。
ポリエステル化粧板 (読み:ポリエステルケショウバン)
ポリエステル樹脂と硬化剤を混合し、加工された化粧板。硬度は4H(ダイヤモンドは10H)。
ポリ塩化ビニル (読み:ポリエンカビニル)
塩化ビニルの単独重合あるいは酢酸ビニルなどとの共重合により得られる高分子化合物。酸には強いがアルカリには弱い。 単独重合体は硬質パイプや板に、可塑剤を加えてフィルム-シートに、共重合体は各種成型品や合成繊維などと用途が広い。略称はPVC。
ポリカーボネート (読み:ポリカーボネート)
熱可塑性プラスチックの一種。透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性等が高い。
ポリプロピレン (読み:ポリプロピレン)
耐熱性、耐薬品性に富み成型性及び表面の仕上がりもよい。また再生可能樹脂の代表的存在。軽くて成型が容易。
ホルムアルデヒド (読み:ホルムアルデヒド)
刺激臭のあるガス状の化学物質。目、鼻、喉が刺激され、咳やくしゃみ、粘膜の炎症を起こす。化学物質の中でも特に強いアレルゲン(抗原性)を持っているためアレルギー症状を引き起こし、皮膚炎、気管支炎、肺臓炎、ぜんそくの原因となるほか、アトピー性皮膚炎や他のアレルギーを悪化させる作用がある。シックハウス症候群の原因の一つとされている。
マ行
幕板 (読み:マクイタ)
デスク、テーブル、カウンター等の裏面の板(天板と脚をつないでいる板)。足元を隠す用途もある。
マップケース (読み:マップケース)
図面庫。図面などの大型サイズの用紙A3サイズ~A0サイズの用紙を収納するための収納庫。
ムービングラック (読み:ムービングラック)
棚が並列に並んでいて、スライドし収納を取り出せる物を移動棚。大量な収納力を誇る移動棚は、重量のある書類などの移動が容易にできる。電動式・ハンドル式と手動式がある。
メーカールート配送 (読み:メーカールートハイソウ)
国内メーカーが自社トラックで定期的に決められた配送ルートをまわり、納品する配送方法。地域によって毎日および週2回等、スケジュールが決められている場合がある。
メラミン化粧板 (読み:メラミンケショウバン)
合板に化粧板を貼り表面にメラミン樹脂と硬化剤を混合した物を流しセロファン紙をあててローラーで流し、硬化させた化粧板。硬度は9H(プラスチックの中では最高硬度。ダイヤモンドは10H)と、非常に硬質で傷つきにくいので天板の表面材として使用される。
モールドウレタン (読み:モールドウレタン)
ウレタンフォームの成型品。チェアのクッション部分に用いられる。
ヤ行
焼付塗装 (読み:ヤキツケトソウ)
熱硬化性樹脂を材料とする塗料を使用した塗装。一般的にはメラミン樹脂を使用。熱を加えることにより部材に付着する。
ユニバーサルデザイン (読み:ユニバーサルデザイン)
文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる製品のデザイン。
ラ行
ラッカー塗装 (読み:ラッカートソウ)
ニトロセルロース・樹脂・顔料などを揮発性溶剤に溶かした塗料。乾燥が非常に速く、耐水性・耐摩耗性に優れる。
ラッチ機能 (読み:ラッチキノウ)
扉や引出しが地震や扉を閉めた反動で開いてしまう事を防止するための簡易施錠。デスク、ワゴン、書庫の扉に利用されている機能。
ラテラル書庫 (読み:ラテラルショコ)
引出し式の書庫。
ランバーサポート (読み:ランバーサポート)
オフィスチェアに着座した姿勢の腰をサポートする機能で背もたれと腰にできる空間を補ない、長時間の着座の疲れや腰痛などの軽減させる機能。
ルーバー照明 (読み:ルーバーショウメイ)
反射板(羽板)が付いている照明。直接蛍光灯の光源を反射させ、拡散させ光を均等にすることでモニターなどへの反射を抑える。
ルクス (読み:ルクス)
国際単位系(SI)における照度の単位。1平方mの面が1ルーメンの光束で照らされるときの照度。
ローパーティション (読み:ローパーティション)
置き型タイプの間仕切で、移動やレイアウト変更を簡単におこなえるタイプ。高さは90cm~2m程度。
ロールスクリーン (読み:ロールスクリーン)
上下に開閉する事ができる巻き取り式の窓掛け。
ロッキング機構 (読み:ロッキングキコウ)
チェアの背もたれの角度を変えることができる機能。